第59回センバツ出場校:大成高校
大成高校は当時、秋季和歌山大会を勝ち抜き、近畿大会初戦(準々決勝)で準優勝した明石に延長10回で敗れていますが、準優勝チームに接戦で戦った事でセンバツを射止めました。
◆紀北地区1次予選
 1回戦 大成 3−2 笠田
 2回戦 大成 9−5 高野山
 3回戦 大成 4−0 桐蔭
◆和歌山大会
1回戦 大成 8−0 和歌山西
準決勝 大成 4−3 箕島                 (延長13回サヨナラ)
決 勝 大成 3−1 日高
当時のチームは部員が10名でその全てが2年生という構成でした。
その年の春は3年が4人抜けたにもかかわらず、1年は誰一人入部しなかったのです。当時23歳の大畠監督はセンバツを仮に決めても4月に入学した1年が入部を希望しても今更入れる訳にはいかない。来年4月の新入生がこの秋の戦いを見て入ってきてくれれば十分と話されてました。センバツでは初戦、準決勝でPLを延長で苦しめた東海大甲府を相手に8回まで3−1とリードするも8回に1点、9回に2点を奪われ3−4で敗退。最後の打者は10人目の野球部員:阪上でした。            

センバツが終わり明けて4月。大成高校には24人の新1年生の新入部員が野球部に入りました。                        

ちなみにその年の選手権は和歌山大会初戦で吉備高に3−4で敗退しています。                                


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